スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
キングダム / 見えざる敵(THE KINGDOM)
2008年04月19日 (土) | 編集 |

キングダム/見えざる敵

■キングダム/見えざる敵の感想?
冒頭、中東とアメリカの微妙な関係に対する説明のテロップが次々と流れる。
"アメリカがサウジを守ってあげている"的な言葉は、押し付け以外の何物でもないように感じてしまうのだけれど。

サウジの外国人居留地内で自爆テロが発生する。
そこに捜査に乗り込んだFBIチームの活躍を描いたストーリー。
色々な利権が絡むせいか、当初は思うように捜査ができない。
"郷に入っては~"という慣用句は、アメリカ人には通用しない。
あくまでも、彼らの流儀で進める、"俺たちが絶対正しい"というスタンスは少々鼻にツクけれど。
サウジの警察も無能ではなく、ラストで撃たれた彼なんて、とても立派な人だった。
実は、耳を怪我した部下の人と区別がつかなくて、時々混乱したんだけど。
(っていうか、耳を怪我した人は、テロリストになっちゃうんぢゃないかと心配した)

映画としては、とても迫力満点で見応えたっぷりである。
FBIのメンバーの一人が掻っ攫われて、ビデオカメラの前で声明文を読み上げられるシーンなど、恐ろしいくらいの緊張感が伝わる。
ただし、奪還に乗り込む彼らの無敵っぷりは、ちょっとやりすぎな気もしたけれど。
だって、法医学調査官の彼女まで、ライフル片手に大活躍よ?

テロリストには、指がないらしい。
握手をすると分かるんだそうで。
テロというか、暴力を肯定する気は全くないのだけれど、何と言うか、憎しみの連鎖の引き金を引いたのは、"善意"を押し付けた側にあるような気がしないでもなかったりするわけですよ。

ラストで明かされる、重すぎる事実。
しょっぱなでFBIチームのリーダーが耳打ちした言葉。
「やつらを皆殺しにする」
テロリストの親玉っぽいおじいさんが孫に残した言葉。
「心配ない。仲間が彼らを皆殺しにしてくれる」

"善"であるはずのFBIも、"悪"であるはずのテロリストも、結局は同じことを言っているんぢゃないか。
乱暴な言い方をしてしまえば、やってることもある意味同じかもしれない。
なんていう悪循環なんだろう。

憎しみと暴力の連鎖は終わらず、出口の見えない1本。

■面白度 : ★★★★
ブログランキング参加中♪参考になったら、クリックお願いします!
***********************
■キングダム / 見えざる敵(THE KINGDOM)
■製作 : 2007年/アメリカ/110min
■監督 : ピーター・バーグ
■出演 : ジェイミー・フォックス/クリス・クーパー/ジェニファー・ガーナー
  ジェイソン・ベイトマン/アシュラフ・バルフム/アリ・スリマン
■場所 : 自宅(DVD)

■あらすじ
父母参観日に出席中のFBI捜査官ロナルドの元に、サウジアラビアで自爆テロ事件が発生したと知らせが入る。
彼は法医学調査官のジャネットや、爆発物専門家のグラントらとともに事件の調査を開始。
しかし、FBIの捜査を拒むサウジ政府との交渉は難航し……。
スポンサーサイト
テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
キングダム/見えざる敵 Review 軽いアクション映画を想像していたのですが,アクションシーンは,ラストに集約されている形で残りは,社会派...
2008/04/20(Sun) 14:30:37 |  嗚呼,魅惑の映画道たまに競馬
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。