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潜水服は蝶の夢を見る(LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON)
2008年01月23日 (水) | 編集 |
潜水服は蝶の夢を見る■感想?
予告編を見て気になっていた作品の試写会へ。
フランス版ELLEの編集長だった男性の実話。
気が付いた時、左目のまぶた以外動かなくなっていたら、どんな気分なんだろう。
身体は動かないのに、意識だけはハッキリとしているなんて。
まさに恐怖と絶望のどん底だ。
彼はそれを潜水服に例えていた。

彼にコミュニケーションを取る方法を教えた言語療法士の根気強さには、尊敬してしまう。
使われる頻度の高い順に、アルファベットを読み上げて、当てはまる文字があれば瞬きをする。
文字が単語になり、単語が文章になる中で、彼女の顔が少しずつ涙で歪む。
彼が発した言葉は、「死んでしまいたい」だった。
誰だってそう思ってしまうだろう。
この辺りのやり取りも含め、カメラワークが絶妙だった。
全く機能しない右目を縫い合わせたり、左目の視界にだけ映る人や風景。
見ていて、彼の気持ちにシンクロしそうになる。

ただし、映画だから仕方ないんだろうけれど、自分を哀れむのを止めて、自伝を執筆し始めるまでの時間経過が私にはちょっと早すぎた。
まぁ、いつまでも立ち止まっている訳にはいかないんだろうけどね。
ユーモアのセンスもあって、頭の回転もはやそうな彼の葛藤や苦悩の部分をもう少しだけ覗いてみたかった気もする。
元々は『モンテクリスト伯』の現代版を書くために契約していた出版社から、彼の自伝は出版される。
出版から10日後、彼は亡くなった。

彼の自伝を読んでみたい、と思った1本。

■面白度 : ★★★☆
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■潜水服は蝶の夢を見る(LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON)
■製作 : 2007年/フランス/112min
■監督 : ジュリアン・シュナーベル
■出演 : マチュー・アマルリック/エマニュエル・セニエ/マリ=ジョゼ・クローズ
 アンヌ・コンシニ/パトリック・シェネ/ニールス・アルストラップ
■場所 : ヤクルトホール(試写会)

■あらすじ
昏睡状態から目覚めたものの、左目のまぶた以外を動かすことができないエル誌編集長ジャン=ドミニク・ボビー。
意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエットはまばたきでコミュニケーションを取る方法を教える。

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テーマ:☆試写会☆
ジャンル:映画
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2008/04/01(Tue) 23:09 |   |  #[ 編集]
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