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善き人のためのソナタ(DAS LEBEN DER ANDEREN)
2008年01月06日 (日) | 編集 |
善き人のためのソナタ■感想?
統一前の東ドイツ。
気付かないうちに盗聴器が仕掛けられ、密告も普通に有り得る時代。
想像もつかないおっかない世界だ。

ヴィースラーは、監視のプロだった。
盗聴を開始した当初は、ロボットのように感情が見えない。
しかし、ドライマンが弾いてみせたソナタの曲と「この曲を本気で聴いたものは、悪人になれない」という台詞を盗聴するのをきっかけに、少しずつ人間らしさが出て来る。
近所の子供にシュタージは悪い人だと言われたとき、いつもなら名前をチェックする彼が、ボールの名前を聞いて見逃した。
西側への逃亡話が出た時も、怒りながらも見逃した。
クリスタに助言を与え、しまいには、証拠のタイプライターを隠すことまでやってのけた。
ヴィースラーの淡々とした様子からは、正直、どこまで東側の体制に不満があったのか分かり辛い。
体制そのものよりも、私欲や権力の為に動く大臣や同僚を疎んじていたのではないか、とも思えた。

それでも結果として彼の行動が、ドライマンを救った。
統一を果たした後、ドライマンの出した著書は彼への感謝として捧げられる。
今度はドライマンがヴィースラーを救ったのかもしれない。

久し振りに上質な映画を見れて嬉しくなった1本。

■面白度 : ★★★★☆
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■善き人のためのソナタ(DAS LEBEN DER ANDEREN)
■製作 : 2006年/ドイツ/138min
■監督 : フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
■出演 : ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ゲデック/セバスチャン・コッホ
■場所 : 自宅(DVD)

■あらすじ
シュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラーは、劇作家のドライマンと恋人で舞台女優のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。
ヴィースラーは盗聴器を通して彼らの監視を始めるが、自由な思想を持つ彼らに次第に魅せられ……。
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テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
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