2008年04月25日 (金) | 編集 |

久し振りに映画館で観た。
"好奇心、猫を殺す"って諺があった気がするんだけど、しょっぱな、猫が登場した時は、物語と分かっていても泣きそうになってしまった。
お腹を空かせて、ミーミー鳴いてる猫の前にミルク皿を置き、そこに向かった猫は、ネズミ捕りにベッタリ貼り付いて抜け出せない。
犯人は猫が弱って死んでいく姿をネット上に公開する。
これが始まりのシーン。
猫の次は人間で、そのサイトへのアクセス数によって投薬量が増え、アクセスが増えれば増えるほど死へのカウントダウンが早まる仕組みになっている。
身体に切り傷をつけられて、血が固まらない薬を投薬された被害者はジワジワと失血死。
手足をコンクリートで固められ、ライトで焼かれたり、閉じ込められた水槽に硫酸を入れられたり。
このあたり、かなりグロイ。(個人的には、ギリギリラインでした)
流石に、子供を殺さなかったのは、倫理的にもギリギリのところだったんだろうねぇ。
ゾッとするのは、この公開殺人サイトへのアクセス数の多さとそのスピード。
見るなと言われても、人間の好奇心は抑えられないものなのだ。
多分、2ちゃんねるみたいなところで、口コミがぶわ〜っと広がるんだろうね。
今回は、その公開場所がネット上だったけれど、これはテレビや新聞、雑誌でも似たようなケースが十分に有り得ることだと思う。
大雑把なことを言えば、この映画を見に行くのだって、予告編を見て好奇心をかきたてられたからな訳だし・・・。
FBIでさえ打つ手なしで、一見、無差別殺人だったように思われた事件にも、ちゃんと理由があったらしい。
犯人の頭の良さっぷりは、ちょっと凄すぎる気もするけど、設定は面白い。
好奇心は、時には十分な凶器になり得るのだ。
でもって、コレだけ普及しているネット社会。
実際に、こんなこともできそうだよね。
やろうと思えば、いくらでもIPを誤魔化し、身元を隠せる事実に改めて愕然とする。
隣家の無線LANは繋ぎ放題の無防備状態だって知ってるし・・・。
だから余計にゾワ〜っとくるのかもしれない。
スマートフォンのハッキングは置いといて、車までそんなに簡単に外から操れたりするのかな?とか、多少、突っ込みたくなるところもあったりするんだけれど。
それに、ラストにFBIのバッジを見せるシーンも、FBIなら人を殺しても相手は犯罪者だから許される、って感じでちょっとイヤだったり。
好奇心に負けて見に行ったサスペンスな1本。
■面白度 : ★★★☆
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■ブラックサイト(Untraceable)
■製作 : 2008年/アメリカ/110min
■監督 : グレゴリー・ホブリット
■出演 : ダイアン・レイン/ビリー・バーク/コリン・ハンクス
■場所 : 新宿ミラノ2
■あらすじ
競技場近くの駐車場で誘拐された男が、ウェブサイト「Kill with me」上で公開殺害された。
画面上に掲示されるアクセス数のカウントとともに薬物が増量され、じわじわと死に至る状況を刻一刻と中継するという残忍な犯行だった。
FBIネット犯罪捜査官のジェニファーが捜査を開始するも、第二の犯行が実行され……。
2007年12月27日 (木) | 編集 |
■再会の街での感想?アダム・サンドラーって、こんな役もこなせるんだぁー。
『50回目のファーストキス』とか『もしも昨日が選べたら』でコミカルなイメージが強かったけど、喪失の傷に苦しむ姿も悪くない。
正直、9.11関連の映画は食傷気味だったけれど、予告編を見たときから気になっていたこの映画。
うーん、久々に映画館で泣きまくってしまった。
悲しみへの対処の仕方は人それぞれだ。
そこから立ち直る術も人によって異なって、正解を見つけるのは難しい。
家族はいない、と言って、大ボリュームで音楽を聴きながら外界との接触さけて忘れたフリをする。
家族なのだから、と言って、残された者同士で悲しみを共有しようとする。
誰かに話せば楽になるのだ、とセラピーを紹介しようとする。
アランが無意識に溜め込んでいた職場や家庭でのモヤモヤに対処しようと動き出したように、写真などなくても、いつも彼女(妻と子供たち)の姿が見えるというチャーリーが、この先、少しでも上手に悲しみと折り合いをつけて行ければ良いのだけれど。
love reign o'er meの音楽とフレッド・アステアのモノクロ映画が印象に残った1本。
■面白度 : ★★★☆

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■再会の街で(REIGN OVER ME)
■製作 : 2007年/アメリカ/124min
■監督 : マイク・バインダー
■出演 : アダム・サンドラー/ドン・チードル/ジェイダ・ピンケット=スミス
リヴ・タイラー/サフロン・バロウズ/ドナルド・サザーランド
■場所 : 新宿武蔵野館1
■あらすじ
キャリアと愛する家族に恵まれ、誰もがうらやむ順風満帆な人生を送るニューヨークの歯科医アラン。
ある日、彼は911の飛行機事故で妻子を亡くし、消息がわからなくなっていた大学時代のルームメート、チャーリーを街で見かける。
元歯科医のチャーリーは、今や世捨て人のような生活を送っていて……。
2007年10月18日 (木) | 編集 |
■パーフェクト・ストレンジャー(PERFECT STRANGER)■製作 : 2007年/アメリカ
■監督 : ジェームズ・フォーリー
■出演 : ハル・ベリー/ブルース・ウィリス/ジョヴァンニ・リビシ/
ゲイリー・ドゥーダン/クレア・ルイス/リチャード・ポートナウ
■面白度 : ★★★
■場所 : 新宿TOKYU MIRANOビル2
■あらすじ
新聞記者のロウィーナは、幼なじみのグレースが殺された事件を調べることになる。
ロウィーナは、グレースが広告代理店のCEOにして大富豪のハリソン・ヒルと
不倫の関係に陥り、そのネタで彼を脅迫しようとしていることを、
グレース本人から聞かされていた。
■感想?
『あなたは絶対騙される。ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対分からない』
って、分からなかったことは認めるけど・・・。
これって騙されたってことになるんだろうか。
なんだか、金田○少年の事件簿のように、
ラストで今までと全然関係ない証拠を突きつけられちゃった気分なのって私だけ?
けどまぁ、このコピーはある意味巧いのかもしれない。
そーゆう騙されるだったのねって。(ちょい、悔しかったさ)
そりゃ、誰にでも秘密はあると思うよ。
私にも秘密はあるし?
でも、水死体の顔はあんなにハッキリ見せてくれなくても良かったけど。
ハル・ベリーが綺麗でした。
髪型だけでも真似っ子してみよっかなって思っちゃうくらい。
ブルース・ウィリスは、ちょい微妙。
もっとエロオヤジでも良かったんぢゃない?
どうせなら、後もう一捻りが欲しかった1本。
2007年08月03日 (金) | 編集 |
■ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(Harry Potter and the Order of the Phoenix)
■製作 : 2007年/イギリス・アメリカ
■監督 : デヴィッド・イェーツ
■出演 : ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン
■面白度 : ★★★★
■場所 : TOHOシネマ六本木7
■あらすじ
ハリー・ポッターとその仲間たちが邪悪なヴォルデモート卿相手に、
秘密同盟の“不死鳥の騎士団”と協力して戦う姿を描く。
ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、
最近、ヴォルデモート卿のうわさを聞かないことに気付く。
そんな折、魔法省は学校にお目付役として新しく防衛術を教える教師を送り込む。
その授業を不満に思ったハリーは親友のハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと
“ダンブルドア軍団”を結成する。
■感想?
すっかりおなじみのハリー・ポッター第5弾。
全シリーズ欠かさず観てるし、それなりに面白がっていたはずなのに、
思い入れがまったくないせいか、イマイチ話の繋がりを覚えていなかったりする。
なんせ、本も1冊で挫折した私ですから。
じゃ、何で観るの?と突っ込まれそうだけど、そこはね、
惰性というかお付き合いというか、色々あるのですよ。
5作品目となると、登場人物がそれぞれどのエピソードにいたかなんて
まったく覚えてない。
前回死んだコも、何で死んじゃったんだっけ?とアタフタ。
魔法省から送り込まれてきたピンクのスーツのおばちゃんキャラに参りました。
猫は大好きなはずな私ですが、あんな絵皿のある部屋にはいられない。
ニャーニャー、グルグル、フーフー言われたら、頭がおかしくなるってもんだ。
でもまぁ、なんだかんだ言いつつも、この手のファンタジーは嫌いじゃない。
続けとばかりに製作される他のファンタジー系より優秀で、
次でラストの回もきっと劇場に足を運ぶ自信がある。
最後はメインの誰かが死んじゃうらしいけど、今はとにかく完結を観てホッとしたい。
大好きってことはないはずなのに、劇場に足を運んでしまう1本。
2007年02月17日 (土) | 編集 |
■Gガール 破壊的な彼女 (MY SUPER EX-GIRLFRIEND)■製作 : 2006年 / アメリカ
■監督 : アイヴァン・ライトマン
■出演 : ユマ・サーマン ルーク・ウィルソン アンナ・ファリス
■面白度 : ★★★
■あらすじ
建設会社で働くマット(ルーク・ウィルソン)は、地下鉄で眼鏡美人(ユマ・サーマン)に声をかける。
だがその瞬間に彼女がひったくりにあい、犯人をつかまえた彼はその美女とデートの約束をとりつける。
そのころ、NYは超人的パワーを持つ正義の味方“Gガール”の話題でもちきりだったが、じつはその美女こそがGガールで……。
■感想?
睡眠不足をおして観てきますた。
ユマ・サーマンのチョイエロGガールに注目っ。
スーパーマンのような正義の味方なのかと思ったら、邦題の通り嫉妬むき出しの破壊的な彼女に笑わせて頂きました。
ベッドのテクも嫉妬っぷりも、ここまで来ると笑うしかないって状態です。
サメをぶん投げるところが、かわいかったw
途中、瞬間的に意識が飛んぢゃったりしたけど、適度に笑えて面白かったです。
エンドロールも見逃すなっ。
映画館で観るほどでもないけど、それなりに楽しいB級映画な1本。
2007年01月24日 (水) | 編集 |
■タイトル : マリー・アントワネット(MARIE ANTOINETTE) ■製作 : 2006年 / アメリカ
■監督 : ソフィア・コッポラ
■出演 : キルステン・ダンスト / ジェイソン・シュワルツマン
■面白度 : ★★★
■あらすじ
有名な悲劇の王妃マリー・アントワネットの物語を、1人の女性の成長期としてとらえた宮廷絵巻。
オーストリア皇女マリーは、14歳にしてフランス王太子ルイ16世の元へ嫁ぐことになった。
結婚生活に胸を膨らませていたが、待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。
ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。
愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。
■感想?
実際のベルサイユで撮影されたということで、建物は豪華です。
仮面舞踏会の会場は、きっとオペラ座の地下だろうなーとか、あー、ここ観光用の馬車で私も行った♪とか。
音楽も今っぽいのが、新鮮で面白い。
美味しそうなデザートや女の子なら一度は憧れるお姫様の衣装とかを見る分には楽しい。
でも、ストーリーは正直物足りないです。
ソフィア・コッポラが言った、教科書どうりのマリー・アントワネットではなく、
実際には、愛情深くて質素な生活を好んだ女性という姿に共感できず・・・。
な〜んか違和感があるんだよなー。
キルステン・ダンストがあまり好きじゃないってコトの他にも。
ベルサイユなのにフランス語喋ってたのが、チビちゃんだけだったからかな。
違和感を拭えず、途中から撮影の時、歴史的な建物に傷とか付けないようにするのは大変だったろーな、とか、ルイ16世の顔がデニーロに見えてきたりしてしまいますた。
綺麗な衣装や音楽だけでも十分楽しめるので、2時間という長さはさほど気にならなかったんだけど、物足りなさの残る1本でした。
2007年01月01日 (月) | 編集 |
2007年映画館で観た映画[1]■タイトル : 007_カジノ・ロワイヤル(CASINO ROYALE)
■製作 : 2006年 イギリス / アメリカ
■監督 : マーティン・キャンベル
■出演 : ダニエル・クレイグ / エヴァ・グリーン / マッツ・ミケルセン
■面白度 : ★★★☆(3.5)
誰もが知ってる007。シリーズ21作目だそうです。
テレビでやってるのは観たことあるけど、このシリーズを映画館で観るのはお初です。
今まで6人の俳優さんが演じたジェームズ・ボンド。
初代のショーン・コネリーが一番人気のようですが、個人的にはコネリーさんは年取ってからの方が好きです。
ダンデーでセクシーなボンドとしては、ピアース・ブロスナンが一番良いかな。
では、6代目ボンドのダニエル・クレイグはどうでしょう?
抜擢された当時は、色々話題(ブーイング?)になりましが、今回のストーリー的には、なかなかの好演ではないでしょうか。
若きジェームズ・ボンドが"007"になる前となってすぐの物語。
ダニエル・クレイグは、ミュンヘンでしか知らなかったけど、良い身体してますね。
ダンディーというより、「青いな」って感じが目立つボンドですけど。
アクションシーンは、力技!って感じで、美学はゼロ。
愛する人のために、あっさり辞職しちゃったり(それも、メールで辞職届け出してた)。
着替えたタキシードのシャツの袖は、オーダーメイドじゃないからちょっと長くて、洗練されてなかったり。
今までとは、かなり違ったボンドですが、けっこう面白かったです。
ただ、色々な方が言っているように、"007になる前"と言う設定の割には、9.11の後らしい時代なのが「あれ??」って感じですが。
おもいっきり現代で、今までのボンドは?って気もしないでもないのですが、ぶっちゃけ全シリーズを観てる訳でもないし、それぞれに完結したものだと思えば良いのかな。
やたら、SONYのロゴが目に付いたのは、ちょっとイヤだったけど。
殺しのライセンスを貰いたての人間臭いダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド。
次作では、どんなダンデーでセクシーなボンドに成長するのか、ちょっと楽しみ。
(って、次も彼が演じるの??)
*元旦の映画館は、超満員でした。
